日本冷凍食品協会が公表した統計資料によると、冷凍食品の2019年国内消費量は295万1,388t(対前年比+2%)、国民1人あたりの消費量は23.4Kg(対前年比+0.5Kg)となり4年連続で最高記録を更新しています。
さらに、高齢化や少数世帯、共働き世帯、単身生活者の増加、女性の社会進出により冷凍食品の需要は今後も益々高まることが予想されます。このような時代背景を受けて近年では様々な冷凍食品専門店が登場するほか、冷凍食品のアイテムを強化する企業も増えています。
目 次
【無印良品】冷凍食品を販売開始
冷凍食品専門店【Picard(ピカール)】の日本進出
課題である製造コストと商品の付加価値を検討する
冷凍食品の工場では包装を中心とした自動化は進んでいますが、製造の中で人手作業による労働工程はまだまだ大きなウエイトがあり自動化が実現できるのは一部分だけというのが実情です。
コスト削減に限界がある中で、これからは値上げを認めていただけるだけの商品価値を提供しなければいけません。
凍結コスト
凍結工程における省力化はコスト削減に大きく関与します。
液体式急速凍結装置は高品質な凍結や数々のメリットを認識しながらも「使い勝手が悪いい」または「連続した大量処理ができない」そして「導入コストやランニングコストが心配」など様々な要因で導入を躊躇されることがありました。
しかし、エーシー・フードテック株式会社では連続した凍結処理が可能となる唯一の液体式急速凍結装置「ソニックフリーザー」を開発し全ての問題が解決されています。
上下ベルトに挟み込みながら連続凍結処理されます【自動処理ライン化が可能】
ゴンドラに樹脂トレイを載せて連続凍結処理されます【2人程度の作業員が必要】
商品価値
液体凍結装置は非常に凍結速度が速いため食品中の水分が氷の塊として肥大化する前に凍結されます。したがって食品の細胞が壊れませんので解凍しても生と変わらずドリップの流出もほとんどありません。
今まで冷凍が難しかった商品でも様々なアイデアや付加価値を生み出すことが可能となります。
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ソニックフリーザーを導入するチャンスかもしれません
急速液体凍結装置について
氷結晶生成帯の通過スピードが遅く細胞を破壊してしまうエアーブラスト方式と比較し、熱伝導率が圧倒的に高い液体による凍結は氷結晶による細胞破壊が極少です。
凍結保存における素材・風味低下の最大要因である凍結時の細胞破壊を大幅に防ぐことによりドリップが低減され、発色・風味ともに生に近い品質で解凍することができます。