弊社ゴンドラ連続式液体凍結装置の納品先にて、工事完了後に
大根おろしの急速凍結試験を行いました。
試験は実際に凍結処理を行う本生産と同じ工程で実施しました。
大根おろしの急速凍結試験条件
生産稼働予定の実機ゴンドラ内に収納
凍結処理設定時間30分
ブライン温度マイナス25℃
三方シール縦ピロー包装(出荷仕様)
大根おろしの急速凍結試験結果
凍結された大根おろし
ゴンドラ連続式液体凍結装置で凍結された大根おろし(500g袋)
樹脂トレイのまま楽々移動
凍結が完了したゴンドラに段積みされている樹脂トレイはそのままパレットや台車に載せて移動できます
大量保存もOK
液体凍結で急速凍結された後は通常の業務用冷凍保管庫で1年間劣化なしで保存できます
大根おろしの急速凍結結果
弊社のゴンドラ連続式液体凍結装置で製造される冷凍大根おろしは品質の良さで実証済みです
大手外食産業本社で行われた「冷凍大根おろし」の歩留まり・官能テストで、弊社の連続式液体凍結装置を使用している顧客が、参加5社中で審査員から最高のトップ評価を受けています。
添加物を一切使用せず、離水が少なく瑞々しい「冷凍大根おろし」を製造することができます。
連続式液体凍結装置の製造で実績があるのは日本で弊社のみです。
人手がかからず大量の急速凍結処理ができる弊社の連続式液体凍結装置は、ランニングコストも低く、手間のかかるデフロストや洗浄作業も必要ありません。
急速液体凍結装置について
氷結晶生成帯の通過スピードが遅く細胞を破壊してしまうエアーブラスト方式と比較し、熱伝導率が圧倒的に高い液体による凍結は氷結晶による細胞破壊が極少です。
凍結保存における素材・風味低下の最大要因である凍結時の細胞破壊を大幅に防ぐことによりドリップが低減され、発色・風味ともに生に近い品質で解凍することができます。