衛生管理 A型肝炎ウイルスの死滅条件 A型肝炎ウイルス食中毒の原因と予防 2021年11月11日 A 型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)の感染によって引き起こされる一過性の急性肝炎を主症状とする疾患です。B型肝炎やC型肝炎とは異なり、慢性肝炎にはならないため死に至ることはほとんどありませんが、衰弱症状や劇症肝炎を起こすことがあります。 今回は、A型肝炎ウイルス死滅条件とA型肝炎ウイルスによる食中毒について解説いた... 長瀬 司
衛生管理 加熱殺菌や低温調理で食肉の中心温度が設定温度になるまでの所要時間 2021年11月11日 法律で定められている63℃30分以上や75℃1分以上の加熱または同等以上の加熱殺菌条件、細菌ごとに示されているD値など、それぞれの加熱時間は食品の中心温度が基準になります。食品工場での加熱殺菌処理工程および個人を含め低温調理を行う際は、食品の中心温度を計測し管理することが食中毒防止に重要となります。ここでは、参考データ... 長瀬 司
衛生管理 食中毒の原因菌・ウイルス情報13種まとめ 2021年11月11日 【細菌性感染型】ウエルシュ菌、サルモネラ、腸管出血性大腸菌、腸炎ビブリオ、リステリア・モノサイトジェネス、エルシニア・エンテロコリチカ、カンピロバクター 【細菌性毒素型】セレウス菌(嘔吐型) 、ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌 【ウイルス性食中毒】ノロウイルス、 E型肝炎ウイルス、A型肝炎ウイルス... 長瀬 司
衛生管理 63℃30分と同等の加熱条件をZ値別に演算する方法 2021年11月11日 食品衛生法の中で、「63℃30分と同等以上」や「75℃1分と同等以上」という加熱条件がよくみられます。しかし、この「同等以上」を満たすための温度と時間はどの様に算出すればよいのかお悩みの方もいるのではないでしょうか? 今回は、食品衛生法にある「中心部の温度を63℃で30分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する方... 長瀬 司
急速凍結 急速凍結による冷凍食品の製造コストと付加価値 2021年11月11日 日本冷凍食品協会が公表した統計資料によると、冷凍食品の2019年国内消費量は295万1,388t(対前年比+2%)、国民1人あたりの消費量は23.4Kg(対前年比+0.5Kg)となり4年連続で最高記録を更新しています。 さらに、高齢化や少数世帯、共働き世帯、単身生活者の増加、女性の社会進出により冷凍食品の需要は今後も益... 長瀬 司
急速凍結 急速液体凍結の自動処理ができるベルト式連続液体凍結装置が新登場! 2021年11月11日 高品質な凍結を連続&大量処理することで好評を得ているソニックフリーザーですが、ゴンドラ連続式に加え、ベルト式連続液体凍結装置(特許取得済み)が新登場しました。 ベルト式連続液体装置はプラスチックモジュールによる上下ベルト方式を採用することにより、含気または液体浸漬に向かない食材等も上ベルトで抑え込んだ状態でブライン液に... 長瀬 司
食品工場設備 金属検出機の原理と食品工場での基本的な使用方法 2020年10月27日 金属検出機は、ほぼすべての食品工場で使用されているメジャーな装置ですが、使い方を間違えてしまうと性能が十分に発揮されずにトラブルが発生することがあります。 今回は、金属検出機の原理と適切な使用方法について解説いたします。 金属検出機の原理 金属検出機は、大別すると、発信コイルを中央に挟んだ形で前後に受信コイルがある「同... 長瀬 司
食品工場設備 食品製造機械 搬入時の注意事項について 2019年12月26日 食品工場向け機械といってもさまざまなものが存在します。大きさ、長さ、重さ、材質、強度など、同じものは存在しません。家庭にあるテレビや冷蔵庫などにくらべると大きさも重さもかなりのものです。 重たいものであれば数トン~数十トンの機械も珍しいものではありません。では、これをどの様にして輸送し、どの様にして工場へ搬入するのか?... 今井 正久
衛生管理 食品添加物の種類と役割について 食品添加物一覧と安全性を解説 2019年12月6日 食品添加物と聞けば、何となく「身体にあまり良くないもの」というイメージを持つ人が多いかも知れませんが、人々はずっと古くから、塩漬け、干物、燻製、砂糖漬け、酢漬け、発酵、植物による色や香り付けなど、食品の保存や加工に工夫をしてきました。 実は現代における豊かな食生活は、調味料、保存料、着色料などの食品添加物があってこそで... 長瀬 司
食品工場設備 食品製造工場で必要な蒸気配管工事の基礎について 間違えた配管は装置の寿命を縮める 2019年12月6日 食品加工機械には電源を接続するだけで動作する機械もありますが、多くは蒸気、水およびエアー源などを必要としますが、今回は蒸気ついて考えてみたいと思います。 蒸気を必要とする身近な食品機械とてはスチーマー、ボイル機器関連などがあります。ボイラーから蒸気を必要とする装置までは、どの様にして蒸気を移送するか? ご想像の通り工場... 今井 正久